2008年3月19日水曜日

メアドだけで電話できるサービス「Jangl」

メールアドレスだけ分かれば、電話番号を知らなくても相手に電話をかけたり、自分の電話番号を知らせずに電話をもらえるサービス。

米国の新興企業Janglは、メールアドレスしか知らない相手に電話をかけることが可能な新サービスを、世界31カ国で提供している。

 ソーシャルネットワークサービス(SNS)で知り合った相手、IM仲間などの場合、お互いに電話番号を知らない、あるいは相手に自分の番号を教えたくない場合がある。Janglの新サービスは、メールアドレスさえ分かれば、電話での通話を可能にする。

 Janglの仕組みはこうだ。電話をかけるには、まずJanglのWebサイトにかけたい相手のメールアドレスを入力する。すると特定の電話番号が提供されるので、その番号にかけ、1回目の電話ではメッセージを残す。Janglはそのメッセージを相手のメールアドレスに届ける。相手が受け取るメールには、そのメッセージに加え、かけなおすための電話番号が記載されている。

 Jangl「Call Me」リンクは、自分のメールアドレスの前にJanglのURL「http://callme.jangl.com/」をつけるだけ。電話をかけてきて欲しいが、本当の電話番号を公開したくない場合などに利用できる。例えばメールアドレスがtom@myspace.comなら、「http://callme.jangl.com/tom@myspace.com」のようになる。このリンクをクリックすると掲示した人(ここではトム)の電話番号が相手に知らされ、相手がメッセージを残し、そのメッセージがJanglによってトムにメールで配信され、そのメールに書かれた電話番号に電話をかけると、相手と話すことができる。

2008年3月2日日曜日

探してほしい人からだけ探してもらえるソーシャルアドレス帳「Ripplex」

2007年12月末に1.0をリリースしたアドレス帳ツール「Ripplex」は“自ら育つ”をキーワードにコミュニケーションツールの問題を解決しようとしている。
 RipplexはmixiのIDや複数の電子メールアドレス、携帯電話番号、携帯メールアドレスなどを管理できるアドレス帳ツール。複数のPC間で情報を同期したり、既存の環境からID情報をインポートするなどの機能を備える。その程度の機能ならほかのツールでも実現しているが、Ripplexがすごいのは、アドレス帳が自ら育つこと。

 自ら育つとはユーザーAがユーザーBの情報をRipplexに登録すると、ユーザーBがすでにRipplexを利用している場合、自動でAとBの情報がリンクされ、Aのアドレス帳に不足している情報が補われるということ。つまり、ユーザーAがBの電子メールアドレスだけを入力すると、mixi IDや電話番号などが自動で補われる。一般のSNSのようにユーザーAはBを検索する必要はない。Bの情報の一部を入力するだけで、ほかの情報が補完される。
 もちろん、ユーザーAがBの情報の一部を入力しても自動ですべての情報が入力されるわけではない。Bが「Aに対してこれらの情報を開示する」と認めた場合だけ。RipplexはAとBがすでに知り合いでお互いの何らかの連絡先を知っていることが前提。ユーザーAがBの電子メールアドレスしか知らなくても、Bが許可すれば携帯電話番号やmixi IDが開示され、新しい手段で連絡を取り合うことができるようになる。

 知り合いを探すということはSNSでも一般的に行われているが、そのプロセスは非常に危うい状況になっている。SNSでユーザーAがBを検索で見つけることができるということは、世界中のSNSユーザーがBを見つけられるということを意味する。ユーザーはBはそれを嫌って検索結果に出にくいようなプロフィールにしてしまう。これではSNSはネットワークの意味を成さなくなる。Ripplexはこの問題の解決をSNS外で実現する。

 RipplexはWindowsとMacで動作するクライアントアプリケーション。Webサービスではなく、ローカルで動作するクライアントアプリケーションとしたことで、ユーザーは自らの個人情報をネット上に置く必要がなくなる。Ripplexサーバにクライアントから送信されるのは非可逆なハッシュ値のみ。ローカルで動作し、Ripplexサーバ自体は個人情報を持たないということはRipplexの今後にとって大きな意味を持つ。
 Ripplexが目指しているのは単体のアドレス帳ツールではない。SNSなどすでにあるさまざまなサービスのユーザー同士を接続するための結束点。ユーザーAがユーザーBの情報をRipplexに登録した際、ユーザーBがSkypeを使っていることに気付き、自分も使ってみようとする。Ripplexはこのように知り合いや友達同士のコミュニケーション手段を増やすソーシャルツールとしての可能性を秘めている。
ローカルで稼働しサーバ上に個人情報を持たないことで、Ripplexは存在感を薄くして自由に異なるサービス同士を接続することができるようになる。

2008年2月17日日曜日

ICレコーダー

会議や商談、取材など録音の必要な仕事場で重宝されてきたICレコーダーが、趣味の世界でも広く利用されるようになってきました。音楽プレーヤーとしての役割や、外国語学習など習い事の復習、さらに簡便にデータを持ち運びできる道具として人気です。


パソコンと接続できるコネクターを内蔵したタイプが増えてデータの移動や保存もしやすくなりました。パソコンで主流の音声記録形式「MP3」「WMA」に対応する機種も多く、パソコンから音楽を転送して、携帯音楽プレーヤーのようにも使えます。


トップシェアを持つオリンパスは、音質へのこだわりが特徴。
多くの機種で50~1万9000ヘルツという幅広い周波数に対応して「CDに迫る高音質」と強調します。再生時に雑音を低減する「ノイズキャンセル機能」や、録音時に会議室の空調音や屋外の風音のような雑音を低減する「ローカットフィルター機能」を備えた機種も充実しています。特に「DS」シリーズはラジオ番組配信「ポッドキャスティング」に対応。番組を転送して語学学習に利用することもできます。

 ソニーは女性ユーザーの広がりに注目。
パソコンへの直接接続ができて、MP3に対応した中級機「UX」シリーズに、黒、シルバーに加えてピンクのタイプを採用しました。音楽プレーヤーと語学学習ツールの両方で使える点や操作の簡便さで、利用層の拡大を狙っています。再生スピードは21段階あり、速さに強弱をつけても音程は自然なまま変わらない「デジタルピッチコントロール」も特徴。内容の確認や繰り返しの学習に効果を発揮しそうです。

三洋電機は、8GB(ギガバイト)という大容量のメモリーを搭載したICR―PS390RMで注目された。従来は高級機種でも2GBが標準でしたが、特に音楽を録音・再生する利用層が厚くなり、高音質の録音形式「PCM」に対応させるため一気に容量を上げました。ステレオ録音が約558時間可能。充電やセキュリティー機能も充実させ、目下のところ「究極機種」と言えそうです。別にFM/AMチューナー内蔵の機種もあり、ラジオの語学講座などの録音に便利です。