2013年9月30日月曜日

Google+への投稿をFBやTwitterと同期させる方法

さまざまなSNSを使っていて、ひとつの投稿を同時に別のSNSにもポストしたいことがあると思います。今回はGoogle+への投稿をFacebookやTwitterなど複数のSNSに一括投稿する方法を紹介します。
利用するのはおなじみの「IFTTT」(※IFTTTについては、こちらの記事が参考になります。「『Facebookの画像を自動でDropboxへ保存』など、便利な『IFTTT』の使い方」「まだまだ便利になる! Gmailを最強のツールに変える『IFTTTレシピ』8選」「iPhone版IFTTTは本当に最強か:『写真』『連絡先』などiOSアプリを使った自動化レシピを作ってみた」)
今回のこのTipはMaganta River Photography複数のネットワークで画像を共有する方法を応用したものです。この方法をうまく作動させるためには2つのツールが必要です。そのひとつはもちろんIFTTT。そしてもうひとつは、Google+へのパブリック投稿のRSSフィードを作成してくれるYahoo! Pipesです(プライベートな投稿およびサークル内のみの投稿は含まれません)。

設定方法は下記の通りです。


  1. まず最初にGoogle ID番号が必要となります。Google+へログインし、左側のサイドバーにあるプロフィールをクリックします。
  2. プロフィールURLにある数字列をコピー(google.com/u/0/XXXXXXXX/postのXXXXXXXXの部分の数字です)。
  3. このGoogle+ RSSリンクを開き、プロフィールID番号をペースト。
  4. Pipeを起動させ、"RSSを取得"を右クリックし、RSSリンクをクリップボードにコピーします。
  5. IFTTTへログインし、FacebookおよびTwitterチャンネルがアクティベートされていない場合はアクティベートします。それぞれのサービスにログインし、投稿を共有することを認証承認する必要があります。
  6. 特定のキーワードを含む投稿のみをFacebookまたはTwitterで共有したい場合はこのG+からFBへのレシピ、またはG+からTwitterへのレシピを使います。RSS URLを"URLをフィード"へペーストし、IFTTTが検索する任意のキーワードを"キーワードまたはシンプルフレーズ"の欄へ入力します。
  7. Google+への投稿を全てFacebookまたはTwitterで共有したい場合、このG+からFBへのレシピ、またはG+からTwitterへのレシピを使用してください。
  8. 選択したレシピをアクティベートさせれば作業は完了です。Google+への投稿は以後、FacebookまたはTwitter、または両方で自動共有されます。

作業は以上となります。記事のタイトルはリンクセクションではなく、投稿内容として表示されるので気を付けてください。Google+をメインに使っている方であれば、これでFacebookまたはTwitterに同じ内容を毎回アップする手間から解放され、かなり便利に使えると思います。
Google+へ他のソースからアップできないようになっているのはGoogleの策略のような気もしますが、Google+への投稿をシェアという形にすればとりあえずの対策としてはばっちりです。

2013年9月20日金曜日

Google+ハングアウトによるビデオチャットがHD品質に対応

Googleは9月19日、自社のインスタントメッセンジャーサービスである「Google+ハングアウト」のビデオチャット機能がHD(High Definition)動画に対応したことを、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「Google+」への投稿で明らかにした。HDビデオを実現には、同社が買収し、オープンソースとして公開したビデオコーデック「Open VP8」を採用している。

HDビデオを送信するには、論理コアが4つ以上のCPUにHD 720p対応のWebカメラ、1.2メガビット/秒(1.5メガビット秒を推奨)が必要。また、HDビデオの受信にも、同等のネットワーク帯域に加え、1,440×900ピクセル以上を動画表示できる環境を必要としている。ネットワーク帯域や状態によって品質を調整する機能も備えているが、通常は初期状態の自動設定で利用可能。

なお、Googleは以前から独自のインスタントメッセンジャーとして「Googleトーク」を公開していたが、2013年5月に現在のGoogle+ハングアウトに置き換わった。そのためかHDビデオによるビデオチャットを実行するには、プラグインのインストールが必要となり、プラグイン名も「Googleボイス&ビデオハングアウト」と以前の名称が残されている。

2013年9月18日水曜日

「iPhone 6」購入を考えているならば? - iPhone 5s/5cのキャリア選びの注意点

いよいよ9月20日に発売される米Appleの新型スマートフォン「iPhone 5s」「iPhone 5c」。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は先日、iPhone 5s/5cの機種代金と料金プランの発表を行ったが、各種キャンペーンや旧機種下取りなどもあり、自分がどのキャリアのiPhone 5s/5cを購入するのがお得なのかを見極めるのは難しい。そこで本稿では、もしも1年後に次世代iPhoneが発売された場合に、すぐに機種変更することを想定して、iPhone 5s/5cのキャリア選びについて考えていきたい。

まず、iPhone 5s/5cの料金プランについては、各社ほぼ横並びとなっており、違いがあるのはドコモの基本使用料が780円であるのに対し、KDDIとソフトバンクの基本使用料が980円となっている点だ。ただし、KDDIとソフトバンクのプランでは1時から21時までのキャリア内通話が無料となっているが、ドコモのプランでは通話相手のキャリアに関係なく通話料が一律21円/30秒となる。

続いて、各社から販売されるiPhone 5s/5cのうち、16GBモデルの機種代金を比較してみよう。iPhone 5s 16GBとiPhone 5c 16GBの実質負担額は、各社とも0円となる。機種代金を分割払いする場合、毎月の利用料金に機種代金が上乗せさせることになるが、各社ともに「月々サポート」(ドコモ)、「毎月割」(KDDI)、「月月割」(ソフトバンク)といった24カ月にわたって機種代金の分割支払額を割引くサービスを実施している。iPhone 5s/5cの16GBモデルでは、機種代金の分割支払額と同額の割引が適用されるため、「実質0円」での購入が可能となっている。

しかし、ここで注意したいのは、「実質0円」となるのは購入した機種をあくまで2年間使い続けた場合のみという点だ。仮に、途中で機種変更をすると、機種代金のうち支払いが済んでいない部分の清算が必要となるが、この支払いには割引は適用されない。そのため、割引後の実質負担額にばかり注目しがちだが、元の機種代金もしっかり確認しておきたいところだ。

各社のiPhone 5s/5cの機種代金を見ると、ドコモが飛び抜けて高いことがわかる。とりわけ、iPhone 5s 16GBモデルでは、KDDIとソフトバンクの機種代金が68,040円なのに対し、ドコモの機種代金は95,760円と約3万円も高く設定されている。そのため、たとえば購入後1年で機種変更などによって解約した場合、47,880円もの清算が必要となる。「実質0円」があくまで2年間の利用を前提としたものであり、機種代金をよく確認する必要があるということがおわかりいただけると思う。

iPhoneの新モデルはほぼ1年おきに発売されており、「iPhone 5」の発売日は2012年9月21日、今回のiPhone 5s/5cの発売日が2013年9月20日であることから、次世代iPhoneも約1年後に発売されると考えるのが妥当だろう。次世代iPhoneが出たらすぐに機種変更するつもりという人であれば、1年後に解約することを前提にiPhone 5s/5cのキャリアを選ぶべきだ。その場合、機種代金が高めに設定されているドコモは避けたほうがよさそうだ。