2010年12月14日火曜日

SBI グループ会社、インターネットを主にした国際送金サービスを開始

SBI ホールディングスは2010年11月13日、子会社である SBI レミットが国際送金サービスを開始した、と発表した。

SBI レミットでは、ンターネットを主要チャネルとする国際送金サービス事業の運営準備を進めてきたが、12月7日付けで資金移動業者として登録された。

SBI レミットの国際送金サービスは、Web サイトで会員登録(無料)を行い、Web サイトや国内提携銀行、ゆうちょ銀行、コンビニエンスストアで送金の手続きをするもの。

米国の国際送金サービス会社 MoneyGram International と提携、手続き完了後、最短10分程度で MoneyGram の世界約200の国と地域にある約20万拠点の取扱店で送金されたものを受け取ることができる。

また、海外の MoneyGram 取扱店から日本への送金は、SBI レミットで会員登録および出金銀行口座登録をすれば、受け取ることができる。

送金受取人が同じ場合、「フリコミ送金」登録をすると、以降、口座に入金するごとに、会員サイトでの手続きなしで送金できる。口座に入金ののち、送金受取人と送金額を Web サイトで指定することもできる。

送金受取人が同じ場合、「ゆうちょ振替払込みカード送金」登録をすると、SBI レミットからカードが届くので、そのカードでゆうちょ銀行の ATM や窓口で入金手続きをし、Web サイトでの手続きなしで送金できる。

コンビニからの送金も2011年1月中旬にサービスを開始する予定。

送金手数料は、3万円まで、中国、香港、マカオ、台湾、韓国、ブラジル、フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ、 マレーシア、インド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス、カナダ向けの場合、880円。

対応言語は、日本語、英語、中国語、タガログ語で、他言語も順次拡充する予定。

日本における2009年末時点での外国人登録者数は約218万人と、10年前から40.5%増加、また、日本人の海外赴任機会が増加傾向にあることなどから、日本の国際送金サービス需要は1兆円規模と推定されている。

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