2013年4月23日火曜日

海外でも出張先でも、 自宅のテレビが観られる

どこでもテレビ「Slingbox 350」は今が買い! 高画質で安価になった
買わずにはいられない
独創的なデザインで、幅約18㎝、奥行き約11㎝と非常にコンパクト。電源オンで白色LEDがピカっと光る
ノマドなんて言葉もあるけれど、フリーライターはまさにその典型例。ノートパソコン片手に取材先と打ち合わせ先を行き来する毎日だ。でもちょっとした空き時間には、ほっと一息つきたいもの。カフェでスマホでもいじりながら、ゆったりと動画でも観る生活に憧れる。
 そんな僕が目を付けたのが、イーフロンティアの『Slingbox 350』。自宅の録画機やチューナーをインターネット経由で操作して、スマホやパソコンで簡単に番組を観られる製品だ。
 全世界で100万人以上が利用するSlingboxシリーズの最新作。3月から発売されるSlingbox 350では、画質が1080p対応となり、本体も大幅に小型化している。しかも価格が1万円も安くなったのだ!

本体は驚くほど小型化
リモコン操作も可能

テレビ周りのスペースはとても貴重。限られたAVラックのスペースを有効活用するためにも、筺体が小型化した点は嬉しい。Slingbox 350の設置面積は、従来のPro-HDと比較して半分以下で、幅は18センチと一般的なBDレコーダーの半分にも満たない。隙間にスッと収納できるコンパクトさがウリなのだ。
 赤外線発光部を本体に内蔵する点も注目のポイントだ。本体の前面および両側面に発光部が内蔵されているため、接続した機器の近くに置くだけで機器を操作できる。何気ないがここは大きな進化ポイントだろう。
 ちなみに、少し離れた場所や、光をさえぎる場所に置かざるを得ない場合を想定して、ピラミッド型のリモコンケーブルも同梱されている。デザイン的な面白さもこの製品の特徴である。

さらに鮮明な自動調整!
画質はフルHD対応

画質は回線速度に応じて自動調整。スマホやタブレットの3G回線でも、途切れず、高画質な再生だ。

250kbps程度の回線でも途切れず動画を再生可能。3G回線でもワンセグとは比較にならない高画質が期待できる




こんなに小さくなった


従来機種と比較するとコンパクトさが際立つ。本体サイズはおよそ18(W)×11(D)×4. 5(H)㎝で、設置面積は従来機種より60%も小さい

Windows 8タブとも相性抜群


デスクトップモードであれば最新のWindows 8パソコンにももちろん対応。タブレットPCと組み合わせることで、大画面で快適なテレビ番組の視聴が可能になるのだ!

Slingbox 350のココにホレた!

  1. AV各社のリモコンそっくりのUIで、自宅にいるのと同じように機器を操作できる
  2. パソコンはもちろんiPhoneやAndroid、タブレットでも番組を視聴できる
  3. 地デジ放送はもちろん、録画した番組やBS/CS放送も見られる!

設定はブラウザ上で完結
手順は予想以上にシンプル

Slingboxに接続できる機器はD端子またはコンポジットビデオ出力の付いた製品。ハイビジョン映像を配信したい場合は、D端子から出力する。音声端子も忘れずに接続する。
 初回使用時にはアカウントの取得と機器の設定が必要だ。本体の設定は、同じLAN内にあるパソコンのウェブブラウザーから専用サイトを開いて、実行する。手順はかなり自動化されており、ごく限られた項目をメニューに沿って指定してくだけなので、初心者でも迷わずに作業を進められるハズ。
 Slingboxから配信した映像の視聴や、自分が使用しているSlingboxの管理もこのサイト内で完結する。Internet Explorerはもちろん、FirefoxやChromeなども使用できるのは嬉しい。

Google Chromeでも使えた

セットアップはパソコンから。本製品はWindowsでもMacでも使える。対応ブラウザーも豊富で、Internet ExplorerやSafariのほか、Firefox、Chromeで動作する。ルーターはUPnP対応のものが必要だが、最近の機種であればほとんどがサポートしているはず。

Google ChromeでSlingoboxの視聴ページにアクセスすると、自動的に拡張機能のインストールをうながされる

タッチ操作との相性抜群
自宅でも外出先でも活用

Slingboxの特徴のひとつは、パソコンの画面上に本物そっくりのデザインでリモコンが表示される点。離れた場所からでもインターネット経由でAV機器を操作できる。再生やチャンネルの切り替えはもちろん、録画予約や観終わった番組の削除なども簡単だ。非常に忠実度の高いデザインで、ソニーやパナソニック、シャープなど各社のリモコンがある。
 今回はWindows 8搭載タブレットPCのデスクトップモードで観たが、タッチ操作との相性がよく好感触だった。パソコンの大画面で高品質な映像が見られるという点は感動的だ。
 有償にはなるが、Android版やiOS版のプレーヤーアプリも用意されている。外出先だけでなく、寝室やキッチンなどにおいて、セカンドテレビ的に使うのも悪くない。

お家だけでもSlingbox

寝室や台所、あるいはお風呂などで手軽にテレビ番組を楽しみたい。スマホやタブレットに対応したSlingboxは、そんなニーズにもばっちり対応してくれる!


テレビを置くスペースのない寝室でも、Slingboxを使ってリビングに置いたAV機器を操作できる
防塵防滴のタブレットなら、キッチンで使うのにも最適。Wi-Fiはもちろん、3G回線でも十分な画質が得られる
Slingbox 350の主なスペック
本体サイズ 180(W)×112(D)×46(H)mm
入出力端子 アナログ1系統(コンポーネント、コンボジットビデオ、音声)
対応OS Windows 8(デスクトップモード)/ 7/ Vista、Mac OS X10 . 6以降
必要ネットワーク環境 HD画質時/ 2Mbps以上、SD画質時/600 Kbps以上、モバイル利用時/ 250Kbps
対応ルーター UPnPまたはNAT-PMPに対応したもの
 
フルHD対応なので鮮明!高速な回線とパソコンの組み合わせなら、大画面でも納得の高画質だ。

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