2013年5月16日木曜日

Googleの新チャット・通話アプリは「ハングアウト」

開発者イベント Google I/O 2013 の初日基調講演で、Googleが新しいコミュニケーションツール Hangouts (ハングアウト)を発表しました。名称は Google+ のビデオチャット機能と同じですが、マイクロソフトの Skype やアップル iMessage / FaceTime、あるいはLINEなどの統合コミュニケーションツールに対抗する位置づけのクロスプラットフォームサービスに進化しています。

新生ハングアウトの特徴はこれまで複数のGoogle サービスに分散していたビデオ通話(10人まで)・音声通話・テキストチャット(絵文字や写真対応)を統一して扱うこと。また Android / iOS アプリのほか、PCのGoogle+や Gmail、Chromeアプリなど、さまざまなプラットフォームで使えること。


そのほかの仕様はたとえば、

・通話やチャットは一人でもグループ(Google+サークル)でも可能。ビデオ通話は同時10人まで。
・プラットフォームやデバイスをまたいで会話を続けられる。
・新着通知はひとつの端末で受ければ、ほかの端末では消える。
・チャットに写真を投稿できる。写真はハングアウトのセッションごとに保存され、「このグループで共有した写真リスト」のようにいつでも参照できる。
・会話履歴をクラウド保存。どの端末でも、どこまでも遡れる。履歴はオフにすることも可能。
・相手がオフラインでもメッセージを送れる。
・相手のステータス表示(入力中、メッセージの開封通知、ハングアウト中など)

ハングアウトはウェブでは Google+ のハングアウト機能として、またGmail チャットの置き換え(Hangouts を試すオプションを有効にする)、Chromeアプリとして、Windows / Mac / Linux ほかで利用できます。

Chromeアプリ版 (Chrome Web Store, 旧名 Chat for Google)

モバイルアプリ版は、

Android (Google Play)

iOS (App Store)

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